ED (勃起不全)とは、男性の陰茎が勃起しなくなることです。
性的な刺激があっても十分な勃起を達成、または維持することができない状態を指します。ED (勃起不全)の原因は身体的原因、心理的原因に分けられます。

大きく身体的原因と心理的原因に分けられますが、その方の原因がどちらとはっきり言えるわけではなく、両方の原因を抱えている事が多いです。

勃起は、陰茎の海綿体と呼ばれている部分に血流が十分に行き渡ることによって圧力が上がり、硬くなります。血流が十分に行き渡らなくなると、十分な勃起ができなくなります。身体的要因の原因としては、糖尿病が最も多く、高血圧や動脈硬化、ホルモン異常なども挙げられます。

タダラフィルはシアリスのジェネリック医薬品です。
そもそもジェネリックとは、先発医薬品（シアリス）の特許が切れた後に作られる後発医薬品のことです。有効成分や効果は先発医薬品と同じですが、先発品のように莫大な開発費用がかからないため、価格が安いという特徴があります。
効果の持続時間が36時間と長いのが特徴で、自然な硬さが得られるといわれています。また、効果は服用から30～60分ほどで現れます。
また、そのメカニズムは血管を広げて血流を増やし、勃起を促すというものです。しかし、薬によって無理やり血流を増やすわけではなく、性的興奮や刺激に応じて血流が増えるため、性的興奮を感じなければ勃起することもありません。性欲増進剤などではないことは留意しましょう。

バルデナフィルは、レビトラのジェネリック医薬品です。
また、即効性も日本で承認されているED治療薬の中で最も高く、早いと15分ほどで効果を感じられる方もいます。
これは、有効成分のバルデナフィルが水に溶けやすく、素早く体内に吸収されるためだと考えられています。
さらに、効果の持続時間は5～8時間程度です。
ただし、高脂肪の食事は影響を受ける可能性があるため、内服時には脂質の多い食品の摂取を避けるようにしましょう。

ED治療薬の副作用については個人差がありますが、主な副作用はほてりや動悸、目の充血、軽度の頭痛などが挙げられます。こうした副作用は、ED治療薬の作用である血管の拡張が関係していることで生じます。時間が経過すると徐々に収まってきますが、長時間にわたってこうした症状が継続される場合には医療機関に相談しましょう。

ED治療薬は血管を拡張する作用があるため、血圧が下がることがあります。そのため、高血圧のため日常的に降圧剤を内服しているような場合には急激に血圧が下がってしまう恐れがあるため、内服前に医師にご相談ください。また、狭心症や心筋梗塞、不整脈などにより薬を内服している場合、薬の種類によって併用が禁じられている場合があります。既往歴のある方は、診察時に必ず医師にお伝えください。

アフターピル（緊急避妊薬）は避妊をしなかった、もしくは避妊はしたけど失敗した際に、その性行為から72時間以内に服用するホルモン剤のことです。避妊率は72時間以内の服用なら70％以上と言われていますが、100％ではありません。
アフターピルを服用すると生理不順や不正出血が起きる場合がありますので、妊娠の初期症状なのか生理なのか区別できない場合があります。基本的には、性交から3週間経過した時点で市販のものでもいいので必ず妊娠検査薬で妊娠を確かめるようにしましょう。服用後2・3週間で吐いてしまった場合は薬が吸収されておらず、避妊が失敗している可能性があるため、再度内服が必要となることもあります。