発熱外来
当院では発熱を伴う症状(頭痛、咳、鼻水、喉の痛みなど)、インフルエンザ、
新型コロナウイルスの感染が疑われる症状、胃痛、下痢などの胃腸炎症状などの症状がある方を
予約不要で診療しております。
受付時間内にそのまま当院にご来院ください。
インフルエンザ・新型コロナウイルス・風邪は、初期症状が似ているので間違われやすいですが様々な症状が違っています。
インフルエンザは風邪に比べて高熱が出て、のどの痛みだけでなく、関節痛や筋肉痛を伴います。風邪の場合ゆっくり症状が出てくるのに対して、インフルエンザは急激に症状が出てきます。症状が出る部位も局所的ではなく、全身に倦怠感が現れるのも特徴です。
新型コロナウイルス感染症の初期症状もインフルエンザや風邪と似ています。風邪と比べて高熱が出る場合が多く、喉の痛みや鼻水・鼻詰まり、くしゃみなどの症状は少ないようです。だるさや関節痛・筋肉痛などの症状は個人差がありますので早め(発熱1日経過後)の検査をおすすめいたします。
当院では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、かぜ症状の方の院内トリアージを実施しております。
※かぜ症状:発熱・咳・鼻汁・のどの痛み・だるい・嘔吐・下痢など
尚、新型コロナウイルス感染症の症状は様々で、普通のかぜと見分けることが困難です。その為、かぜ症状の方を診察する場合、新型コロナウイルス感染の可能性も想定し、感染予防対策の徹底および可能な限りの同線分離を行っております。
令和5年9月16日付厚生労働省の規定する「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱い」に基づき、新型コロナウイルス感染症の可能性がある患者様の外来診療を行うことに対して、「院内トリアージ実施料(147点)」の算定をさせていただきます。(3割負担の場合初診料込みで2,000円~3,000円前後、PCR検査実施の場合5,000円前後のご負担となります。)
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気で、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、 筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴で、併せてのどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。 さらに、気管支炎、肺炎、子どもでは中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症になることがあります。
感染した人がする咳やくしゃみによってウイルスを含む飛沫が飛散し、健康な人が鼻や口から吸い込むことによる感染経路。
皮膚と粘膜・創の直接的な接触、あるいは中間物を介する間接的な接触による感染経路。
飛沫の水分が蒸発・乾燥し、さらに小さな粒子である飛沫核となって、空気中を漂い、吸い込むことによって感染する経路。
新型インフルエンザ対策ガイドライン(平成21年2月17日、新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議)においては、新型インフルエンザの空気感染について「空気感染の可能性は否定できないが、一般的に起きるとする科学的根拠がない」とされています。
「インフルエンザ」とは、インフルエンザウイルスが体内で増えて、熱やのどの痛みなどの症状を引き起こす感染症です。ほとんどの方は、一度かかるとその原因となったウイルスに対して抵抗する力が高まります。そのため、従来から流行している季節性インフルエンザに対しては、多くの人が免疫を持っています。
ところが「新型インフルエンザ」は、その前年までは一度も流行したことがないもので、新しいウイルスが原因、もしくは従来のウイルスの遺伝子が突然変異することによって発生。季節性インフルエンザと大きく構造が異なるために、多くの人が免疫を持っていないために、容易に感染が拡大して、多くの人の健康や経済に大きな影響を与えることになります。
発症前24時間から発病後3日程度までが最も感染力が強く
38度以上の高熱、頭痛、関節痛、倦怠感などの症状が出現すると言われています。
風邪と間違われやすいインフルエンザですが、風邪に比べて高熱が出て、のどの痛みだけでなく、関節痛や筋肉痛を伴います。
さらに風邪の場合ゆっくり症状が出てくるのに対して、インフルエンザは急激に症状が出てきます。
症状が出る部位も局所的ではなく、全身に倦怠感が現れるのも特徴です。
潜伏期間は1日~4日(平均2日)で多くの場合1週間程度で治りますが、乳幼児や高齢者、基礎疾患を持つ方の中には、肺炎を併発したり、基礎疾患の悪化を招く場合があります。
当院では土日祝も変わらず予約不要でインフルエンザウイルス迅速抗原検査、インフルエンザウイルス・新型コロナウイルス迅速抗原検査を実施しております。 鼻の奥の鼻粘膜の拭い液を使用し、15分前後で診断が出来ます。 発熱直後はウイルス量が十分に増えていない場合があり、インフルエンザに感染していても、迅速検査で陰性に出ることがあります。 発熱して12時間~24時間すると体内のウイルス量が十分に増え、 迅速抗原検査で陽性と確認できます。 そのため、確実なのは発熱して24時間たった時点であると認識してください。
インフルエンザ 迅速抗原検査 保険適用(3割負担)の 場合の診察料 |
3,000円 前後 |
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インフルエンザ+ 新型コロナウイルス 迅速抗原検査 保険適用(3割負担)の 場合の診察料 |
3,500円 前後 |
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※QRコード付き陰性証明書は対応しておりません。
※陽性の場合は、保健所の指示に従ってください。
※費用は全て税込表記です。
学校保健安全法施行規則では出席停止期間の基準を次のように定めています。
※ただし、病状により医師が感染のおそれがないと認めたときはこの限りではありません。
しかし感染力が高い疾患ですので、表のような学生の出席停止期間(発症後5日、解熱後2日間)を参考に休職日数を決定する職場もございます。
最終的には、職場・事業所での取り決め(就業規則など)に則って決定しますので、いつまで療養するかは職場とご相談してください。
ウイルス性の感染症の一種です。発熱やのどの痛み,咳が長引くこと(1週間前後)が多く,強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。
感染から発症までの潜伏期間は1日から14日(多くは5日から6日)といわれています。
新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染によりうつるといわれています。
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。別の人がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
潜伏期間は1日~14日間であり、感染機会のあった日から5日程度で発症することが多いといわれています。
ただし、オミクロン株は潜伏期間が2日~3日、
感染機会のあった日から7日以内に発症することが多いといわれています。
新型コロナウイルス感染症の初期症状は風邪やインフルエンザと似ています。
風邪は、微熱を含む発熱、鼻水、鼻詰まり、ノドの痛み、咳などの 症状がみられることが多く、またインフルエンザも風邪と似ていますが、風邪に比べると高熱が出ることが多く、頭痛や全身の 関節痛・筋肉痛を伴うことがあります。
当院では土日祝も変わらず予約不要で新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの迅速抗原検査を実施しております。
鼻の奥の鼻粘膜の拭い液を使用し、15分前後で診断が出来ます。
発熱直後はウイルス量が十分に増えていない場合があり、新型コロナウイルスやインフルエンザに感染していても、検査で陰性に出ることがあります。 発熱して12時間~24時間すると体内のウイルス量が十分に増え、 迅速抗原検査で陽性と確認できます。
そのため、確実なのは発熱して24時間たった時点であると認識してください。
新型コロナウイルス 迅速抗原検査 保険適用(3割負担)の 場合の診察料 |
3,000円 前後 |
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新型コロナウイルス+ インフルエンザ 迅速抗原検査 保険適用(3割負担)の 場合の診察料 |
3,500円 前後 |
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※QRコード付き陰性証明書は対応しておりません。
※陽性の場合は、保健所の指示に従ってください。
※費用は全て税込表記です。
検体を採取して専用の薬液を使用して、新型コロナウイルスを特徴づける遺伝子を増幅させる検査です。
新型コロナウイルス PCR検査 保険適用(3割負担)の 場合の診察料 |
5,000円 前後 |
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自費診療の場合の診察料 | 9,800円 |
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診断書 | 3,300円 |
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英文陰性証明書 | 5,500円 |
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※QRコード付き陰性証明書は対応しておりません。
※陽性の場合は、保健所の指示に従ってください。
※費用は全て税込表記です。
まずは診察を受けていただき、医師の判断にて検査の要否を決めさせていただきます。自費診療の場合は9,800円(税込)となります。
PCR検査を行います。
検査結果は、翌日に報告が可能です。
結果はクリニックより患者様へお電話又はLINEにてご報告いたします。
診断書をご希望の方は、受付までお申し付けください。
症状のある方は、発症日を0日とカウントし翌日から5日間療養していただきますようお願いします。
期間終了後は、体調に問題がなければ予定通りの療養解除となります。
ただし、体調次第では隔離期間が延長になることがあります。詳しくは5類感染症移行後の対応について厚生労働省をご覧ください。
陽性者は隔離解除にあたって再度PCR検査を実施する必要はありません。逆に遺伝子の死骸に反応し陽性化することがある為、臨床症状と規定期間の経過によって隔離解除および社会生活の復帰が可能となります。家庭内で順に複数の陽性者が出た場合、先に隔離解除になった方が隔離期間中の家族と接触することで再度濃厚接触者に該当するということはありません。また複数の陽性者が同居することで体内のウィルス濃度が高まる、互いに悪影響を及ぼすなどの懸念はありません。